今更ながら、歴史にはまりそうな30代の主婦です。
でもやっぱり本だと敷居が高いので、漫画から読み始めました。
まずは小学館から出ている、「日本の歴史」シリーズを読んでみました。地元が愛知県ということ、一番色々な出来事の起こった戦国時代を学ぶのが一番楽しいかと思い、その時代のものを2冊購入しました。
漫画だし、子供向けで分かりやすいのですが、たくさんの出来事をぎゅっと詰め込んでいますので、さっぱりしすぎて内容が頭に入ってきません。でも大まかな時代の流れはよく分かります。
しっかりと歴史を学ぶには、人物に焦点を当てて読んだ方が、ストーリー性があり、頭の中にも入ってきます。時代メインではなく、人物メインで学んだ方が楽しく理解できます。
ただ、歴史をテーマにした漫画って昔からたくさんありますよね。どれがいいか、歴史好きな人に相談しました。
そうして、とても良い漫画を教えてもらったのが、
「信長を殺した男」という漫画。ヤングチャンピオンで掲載されたものですが、これは本能寺の変で明智光秀が信長を裏切った時の時代の漫画です。主人公は明智光秀です。しかもこの原案者が明智光秀の子孫だとか。
なぜ、明智光秀が信長を裏切ったか、その真相に迫る内容です。明智光秀が織田信長に仕える前から始まります。そして何となく、織田信長より明智光秀は若いか、同じくらいの年齢だと思い込んでいたのですが、実は20歳近く歳上だったのです。他にも、信長にイジメられていた、本能寺の変は明智光秀の単独の行動とされていたが、それは事実ではないという、今までの定説を覆す内容となります。
歴史の漫画だと、歴史に忠実なものもあれば、空想が交えたものもありますが、これは最新の歴史的見解が盛り込まれています。そして、絵がカッコいいです。信長がイケメンで見てて飽きないです。
自分はもともと漫画大好きなので、簡単に読めます。土地の名称が現在の県ではなく、藩の呼び方なので少し混乱しますが、その都度説明もありますし、何よりも漫画として面白いんです!全然「よし!勉強するぞ!」という意気込みゼロで、娯楽のつもりで読めます。
ちょっと愛知県に観光するぞーとか、戦国時代ちょっと勉強し直したいなーという人にはオススメです。
でも大人向けなので、幼児には向きませんがね。お母さん、お父さんの息抜きにでも読んでみてはいかがでしょうか?
ちなみに、原案者の明智憲三郎さんが書いた著書にも興味が湧いてきました。この漫画では飽き足らず、「もっと深く歴史を知りたい!」という方にオススメの本です。私も漫画読み終わったら買おうか検討中です。
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