そといこまい!外へ行きましょうの方言です。
近頃暖かくなってきましたね。日によっては、日中は半袖でも過ごせるのではないかと思える日もちらほら。我が家の旦那さんは、極度のシンプル生活を勝手にしているため、半袖率が高いので、「暖かくなってきたんだなぁ」と動物を見つめているような気持ちになります。
さて、今日は曇っているものの、お天気的にはお出かけには問題なしと判断。
家で、ずーと過ごしているのは性分に合いません。体力の衰えをとっても自覚しております。少しでも体力つけなくてはと、運動がてら、なんかいいものないかなってちょっと羽を伸ばして山の近くの公園に行きました。
うちのお嬢ちゃん(娘)は背中にしょいこみます。
人の好さそうなおばぁちゃんが何やら手に握りしめて挨拶してくれました。
人と人とのコミュニケーションって気持ちいいな。山で出会う方々っていい人そうな方が多い気がする。
ん?んん??
「採られた後の小さい子だけどねー」って。
こんなところに、そんなうまそうなのいるの?!
春の味覚じゃん!
スーパーで一束数百円で売っているはず…。
じゅるり
スーパーで数百円に大興奮するとうちの家計状況が分かってしまいそうなものですが。
ふらふらと散歩して「うふふ」な気分から一転「うぉおお!」とテンションが上がります。
挨拶していただいたおばぁちゃんとすれ違った道の10メーター先!
おばぁちゃんが角を曲がったことチラリと確認してすぐにダッシュ。
目の前は公園、後ろは田んぼ。右はうっそうとした山。左は人様のたけのこ販売所。
狙うは、田んぼに面しているそこの土手!!ここの土手が日当たりいい。
じゃーん!
こんなところにあるじゃん!
ワラビ
ワラビとは、シダ植物の一種。草原、谷地、原野などの日当たりの良いところに群生している。酸性土壌を好む。山菜のひとつに数えられている。(wikipediaより引用)
今回は採られた後だったみたいで、タンポポの中に紛れていました。草の芽分けて探すと以外とサクッと見つかりますよ。
こーんな感じの土手を見つけたら覗いてみると面白いかもしれませんね。
下処理の方法は義母に聞きました。
- ワラビを洗って
- タッパーに入れまして
- タンサン(重層)を振り掛けて
- 熱湯をさぶーんとかけて
- 冷めるのまつ
下処理完成!
あとはお浸しにしてみたり、炒めものに入れてみたり、各家庭で色々なようです。
うちでは、こんな感じで食べました。
ちなみに、味噌汁にもいれてみました。
ちょっと目を離した隙に、、、
緑の泡が噴いてましたよ!魔女の鍋になってました!
味のほうは、、
普通。ワラビ独特のえぐみ的なものがなくなっていました。
私の実家では山菜は食卓に出されたことがありませんでした。
しかし、旦那さんの実家では春になると山菜を食べることがあったようです。おかげで私も山菜のおいしさを知りました。
自分が知らないというだけで、一つの日本の食文化を教えないよりは、知らないながらも人に聞いたり、調べたりしたことを子供に伝えていくほうが良いと思いました。
その結果、実際に野山を駆け回って、自分で手に入れた食材を処理して食べるのも食育になるのではないでしょうか。
私の考える食育とは、好き嫌いをなくすとか何でも食べるとかそういうことだけじゃなくて、食事を通した学びを増やす、感性を高める手助けをすることだと思います。一部の都会に住んでいる方の中では家に包丁、まな板がない人もいるようです。ひと時には子供たちは魚は切り身で泳いでいるとか思っているという話を聞いたこともありますし。採るところから食べるまでを一緒に過ごせる山菜取りは食育になるばかりか、しっかりと運動にもなっているので一石二鳥ですね。
そうそう、土手を歩くとなると斜面なので足元にはお気を付けください。幅の狭いスニーカーだと小さな段差などで足首がグリンとして怪我の元です。せっかくのお出かけで怪我するのはナンセンス。
靴底が幅広いやつ、できればハイカットがいいのかもしれませんね。
できれば、トレッキングシューズがベストでしょう!購入を検討します。
おつかれ山でした!
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