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ブログは、なかなか気持ちと時間の余裕がないと書けないのですが、そんな子育てのなかで、育児本を読むとちょっと気持ちが楽になります。

人間、未知の体験には不安や戸惑いがつきものです、まさに初めての子育ては未知の体験です。しかもリセットが利かない、産む前には戻れないし、手放すわけにもいかないし、誰かに時々はお願いもしますが、しかし自分の体の一部かのように神経を使います。

特に二人目が出来てから、一人目の時よりも大変で、心が何度も疲弊しそうになりましたが、この本を読んで。「なるほど!」と思い、子どものことが少し理解できました。

子どもの行動が理解でき、予測できると、初めてのことも動じなくなります。

一人目と二人目では性別も性格も全然違って、本当に戸惑いました。

「上の子はこうやって乗り切ったのに、したの子は何をやってもダメ!」

そんな感じです。まあ、あとで振り返れば当然なんですよね。子どもはロボットや機械じゃないんだから、1人目でうまくいったことが2人目で通用するとは限らないんです。一人一人全く別の「人」ですから。同じ親から生まれたって性格は違うんです。

0歳から6歳までは 生まれながらの「気質タイプ別育て方」でラクになる!

「気質」って言う、生まれ持った性格の資質で、変えることができないもの、存在はなんとなく知っていましたが、この本を読んで「なるほど!」って思いました。

気質タイプ別育て方でラクになる!の本の内容

この本では、自分の子どもはどの気質に当てはまるか、気質の種類や性質の紹介、気質にあった育て方が書いてあります。

字も大きめですし、とても分かりやすく、すぐに読めてしまう内容となっています。

気質には5つのタイプがあるそうです。

5つの気質タイプ
  • エンジェル
  • テキスト
  • アクティブ
  • デリケートタイプ
  • ネガティブ

 

親からみた子どもの性格をいくつかのチェックリストに従い、その数が多いタイプが、その子の気質タイプとなるわけです。

  1. エンジェルタイプ 愛嬌たっぷりで人気者だけど、のんびり屋
  2. テキストタイプ 知的で優等生だけど、ませていて理屈っぽい
  3. アクティブタイプ 好奇心旺盛で行動派だけど、落ち着きがない
  4. デリケートタイプ 感受性豊かでやさしいけど、引っ込み思案
  5. ネガティブタイプ 粘り強く努力家だけど、こだわりが強い

 

学術的には、上の2つ、エンジェルタイプとテキストタイプは育てやすいといわれ、下の3つ、アクティブタイプとデリケートタイプ、ネガティブタイプが育てにくいと感じやすいそうです。割合的には、エンジェルタイプとテキストタイプが40%、他の3つが25%、残りの35%はそれほど気質に偏りのない子だそうです。

また、この気質は大人向けのチェックリストもあります。お母さんの気質も確認し、我が子との相性を見ます。

ここからタイプ別に、タイプの詳しい説明、そのタイプにあった対応の仕方が詳しく書かれていました。

0歳から6歳までは 生まれながらの「気質タイプ別育て方」でラクになる!

我が子のタイプは?

我が家の長女はテキスト、長男はアクティブタイプでした。他の気質が当てはまるところもありましたが、大きくはこの気質で合っていると感じます。

そして母親の私は長女と同じテキストタイプ。子どもと親の気質の相性では、テキストタイプ同志は◎、アクティブとテキストは△でした。これを見てすごーく納得してしまいました。「だから、あんなに長男くんには手がかかると感じたんだ!」と。

テキストタイプの長女

5つのタイプの中でも一番の知性派、また、周りの評価を気にしすぎる、完璧主義者、失敗を恐れすぎるところがあるため、小さいうちから失敗の経験をさせると良い。

また、大人をよく観察しており、特にお母さんの表情など真似をするので、赤ちゃんへの対応は笑顔を心がける。

言葉の発達が早いため、2歳のイヤイヤ期でも言葉で反抗するすることが多いが、スポーツなど体を動かすことで発散させるほうが良い。また、気分も変わりやすいため、うまく気持ちが切り替わるように乗せることが大切。

一見、育てやすそうだし、親の期待に答えようとするタイプ。親が子どもに期待して、本人の意に反して色々習い事をさせ過ぎたり、将来についてプレッシャーをかけ過ぎると本人のストレスが溜まって爆発する可能性も。本人に、何がやりたいのか選択させること、親はあなたのことが大好きだよと伝えて安心させることが大切。

なるほど、なるほどと思いました。確かに言葉が出てくるのも早かったし、完璧主義者で思った通りにうまくいかないと癇癪を起こすこともあります。また、人に認められたくて。よく「見て見て!〇〇できるよ!」とアピールすることもよくあります。もともと自分が家でじっとしていられない性格なので、よく公園とかに子どもを連れて行っていたのですが、それが発散になっていたんですね。親はついつい自分の子供に期待したり、理想の子供にしようとしがちですが、そこは気をつけて、本人の意思を尊重し、色々な経験をさせた上で選択させれたらいいと思いました。

そんなに問題に感じなかった長女ですが、この本を読んで、今までの育児の答え合わせじゃないけど「これは合ってた」「あの時はこうするべきだった」「この子にはこのような対応が成長に良いんだ!」ということが分かりました。気質に合った良いところを見つけ、その能力を伸ばすことができそうです。

アクティブタイプの長男

第二子の長男がまさにこのアクティブタイプ!私は「男の子って大変って聞いていたけどここまでとは!」と何度も思いました、いや、色んな人に言っていました(汗)

筋肉が発達していて、とにかくやんちゃでわんぱく。とりわけ小さいうちは「やってみたい」という気持ちを抑えられません。「衝動性」が強く。とにかく飛んだり跳ねたり大忙し。ママ〜と甘えてくる可愛い一面もあります。悪気はありませんが、お友達のおもちゃが気になって衝動的に押したりしてお母さんを困らせることも。しかし、9〜10歳くらいで知性が育つと周りの環境を見ることができるようになり、衝動性は落ち着いてきます。

叱る時に、「ダメな子ね!」と本人を否定するような叱責をすると自己肯定感が下がり、無気力な意欲のない子になる可能性もあるので、基本的にはのびのびと育て、怒る時は危ない時だけにするとか、「静かにしてね」と具体的にする。

5つのタイプで一番の甘えん坊のタイプ。わりと小学生になってもお母さんとベタベタしたがります。赤ちゃんの時は誰よりも大きな声で泣きますが、お母さんの抱っこですぐに泣き止み、寝かせようとすると途端に起きてしまう。

1歳を過ぎるとなんでも実験したがる。一見悪戯に見えるような行動も、「水の感触はなに?」「ここに登ったらどうなる?」など、身の回りのもの全てが実験、自分で試しながら多くのことを学んでいます。危険なこと以外は基本的にやらせること、親の後片付けは大変ですが、これらの体験が後々の「学ぶ力」につながります。危ないことは、本人の目をみて、シンプルに「危ない」と少し強い口調で伝えること。優しく言っても聞かない、分からないからです。

2歳になったら、理解度が増し、道徳感を植え付ける歳になります。「食事はテーブルの上で食べる」など、徐々にルールも教えていい年頃。しつけを行う際はに重要なポイントは「注意は3回まで」これ以上言っても効果がないし、言っても聞かないので、「できない子ね!」なんてついつい人格を否定するような言葉を言ってしまいがちなため。3回言っても聞かないなら、気質のせいだからしょうがないと諦める。

おもちゃで遊ばせるより、おもちゃのない自然で遊ばせるほうがお友達と問題を起こさずに済みます。

3歳を過ぎると集中力もついてきて、パズルや粘土遊びなどもできるようになる、静かな環境のほうが集中しやすく、集中していたら親は話しかけず、そっと見守る。知的好奇心が育まれます。

今長男は1歳の終わり頃ですが、本当に赤ちゃんの時から泣き声が大きいので筋力も発達していて、首すわり、つかまり立ち、ハイハイ、は本当に早かったです。ミルクもダメ、お父さんもダメ、おっぱいとお母さんしか受け入れられない、という感じでした。離乳食も全然食べなかったし、人に預けることも難しかったです。1歳を過ぎて、断乳してからはご飯も食べるようになり、お父さんやじじばばでも大丈夫になりましたが、まだまだ甘えん坊です。「タイプ別で一番の甘えん坊なら仕方ないか」と私も納得できました。「ママ〜」ってストレートに私のところにまっしぐらに走ってきて、抱っこをせがむ姿は本当に可愛いです。ハグも大好きで、「ギュ〜」って言いながらハグしてくれます。それが、いつでもです。長女は、自分が甘えたい時以外はちょっと迷惑そうにしますが(笑)長男は「いつでもウェルカム!」って感じです。

気をつけないといけないなと思ったのは「ダメな子ね」と人格を否定するような叱り方。冷静に考えればどんな気質の子でもそんな叱り方はよくありませんが、特にアクティブタイプではやんちゃでやって欲しくないことばっかりやって、止めても聞かない、親もヒートアップしちゃって、ついつい行動ではなくて「ダメな子」と言ってしまう時がありました。これは反省。この本に書いてあるように「叱る時は3回まで」ルールを頭に入れておいて、あまりヒートアップしないように気をつけたいと思いました。

 

ぜひ自分の子供の気質も見て見てください

特に我が子に当てはまった二つの気質の内容を自分の子供と照らし合わせて紹介しましたが、ぜひ本を手にとって自分の子供はどうかな?と見てもらいたいです。そんなに問題に感じなかった長女でも、とても参考になりましたし、「手のかかる」と感じた長男も気質を理解したところで自分の落としどころを見つけられたので、これからも育児頑張れそうです。

どのタイプの気質も長所と短所がありますが、うまく短所を長所に変え、将来このような可能性がある!と未来に期待が持てそうな内容が書いてあります。どのタイプでもです。

育児がすごいラクになって、余裕!とはなりませんが、攻略法が分かり少しだけラクになった感じがします。

0歳から6歳までは 生まれながらの「気質タイプ別育て方」でラクになる!

まとめ

振り返るとですが、1人目はきっと子育てが順調なような気がしていたから2人目ができても同じようにすれば同じように乗り切れる、うまくいくと漠然と思っていたところがあります、でも本当は、たまたま上の子が育てやすい気質だった、性格が私と合っていただなんですね。

でも2人目で子育てについて色々な悩みや苦悩があったからこそ、今まであまり読んで来なかった育児本を読むようになったし、育児についての知識や、新たな価値観を得ることができたと思います。それに、2人目が育てやすかったら、2人目の子にあまり手をかけず、大きくなってからすごく手がかかったかもしれません。育てにくさを感じる気質だったからこそ、赤ちゃんの時から手をかけてあげられたと思います。

何かのブログとか本で見た言葉なんですが、「いい子って親にとって都合のいい子と思ってないか?」「手がかかるほど手をかけさせてくれるいい子」「手がかかると思うのはそれだけ親が手をかけているという証拠」という言葉があります。手がかかる=悪い子では全くないんです。でも大変だからこそ悩むし、親も疲れてしまうんですよね。でも悩むということはそれだけ子どもと向き合っていると、自信を持っていいんです。

そんな時は上記の言葉を思い出して、「自己主張できている!」って思って、温かく見守るしかないです。あと、育児本は本当にいろいろな種類のがありますし、教師から医師からお母さん経験者からたくさんの人が出しています。手にとって見てみると我が子や自分に合っている本、もちろん意見が合わない本もあります。しかし経験したことがない子育て、ママ友の子は他人です、自分や子どもに合った本から知識を得るとお互いのためになりますよ。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

5歳の娘、3歳の息子の母。愛知県三河地方から東海エリアを中心にお出かけ情報を発信して行きます。初キャンプは2017年から。キャンプ、登山、釣り、旅行、子育てについてブログ更新して行きます。