育児関係の本やインターネットを見ていると必ず出てくる「絵本の読み聞かせをするべき」
ということをめにしませんか?
私も絵本のメリットなどを色々な文献から見たし、市町村の子育てに関する教室の中で、「ブックスタート」といって本を無料で1冊頂いたりしました。
絵本のメリットなどはたくさん情報が溢れているので割愛します。
絵本のメリットはよく分かった!でも正直めんどくさい!
毎日何冊読ませるべき!とか、我が家は毎日5冊読んでいたらこんな効果があった!
とか目にしますよね。でもそれってなかなか難しいですよね。
ただでさえ、赤ちゃんから幼児の間って、ご飯に排泄、清潔、後かたずけ、遊びの相手、寝かしつけまで、全てにおいて手がかかります。
それにプラス絵本の読み聞かせ、できなくはないけど、それが絶対!となると嫌になります。
それでも、我が家の2歳の娘は絵本好きになったのでご紹介します。
頑張らないで絵本好きにする方法
- 児童館や図書館で開かれる絵本の読み聞かせに連れて行ってみる
- 母の気が向いた時に絵本の読み聞かせをする
- 寝かしつけのタイミングで絵本を持ってくる、選ばせる
- 本屋さんに行って自分で選ばせる
- 児童館に行って絵本を読む
児童館や図書館に行くと、絵本の読み聞かせを行なっているところがあります。毎週、毎回でなくても、自分の気が向いた時とかに行ってみると、いいです。お母さんの知らない絵本を知れるし、読み聞かせの方法、というか、「こんな風に読むと楽しいな」とう読み聞かせの方法が分かります。それでも毎週、毎日行くわけでもなく、感覚的には、月に1回行くか行かないかくらいです。
寝かしつけの時も毎日絶対でもなく、早めに布団に入ることができた日とか、子供が読んで〜って懇願された時に読むくらいでした。
本を読まなくても、お気に入りのお人形と絵本を寝室まで持っていくことがルーティンになっています。入眠儀式を作ると、子供は眠りやすい傾向があります。それは親もそうかもしれません。私は子供に絵本を読み聞かせていると自分もあくびをし、気づいたら一緒に寝てしまうことがほとんどです。
あくびとは、生理現象ですが、その役割はまだ解明されていうないそうです。それでも、一つの仮説として、動物が集団生活を過ごす中で、あくびをすることで「眠る時間だぞ」という一つのサインなのではないか、という説があります。確かに、人があくびをするのを見ると移りますよね。
本屋さんで選ばせるのも効果的です。「コレ本屋さんで買ってもらったやつ!」と行ってよく手にしています。
子供が本が好きになったな、って感じたのはおよそ1歳の終わりころです。本のセリフを覚えたり、読み聞かせで集中して聞けるようになりました。それでも毎回しっかり聞けるわけでもなく、すぐに飽きて違うことで遊んだりすることもあります。
絵本が好き!というよりも、お母さんの膝の上に乗ってお母さんとコミュニュケーションの一つとして読み聞かせを楽しんでいるという感覚が強いです。なので、内容が全然頭に入ってないなって時もあります。
毎回毎回絵本を買ってあげらいいのですが、そうなると大量の絵本が家に増えるし、金銭的にもきついです。なので、図書館や児童館に置いてある絵本を読んであげるのもいいです。買わなくても色んな絵本が読めるし、絵本の中にはマナーを学ぶような内容のものもありますので。何よりも図書館のメリットは、「子どもが自由に絵本を選べるところ」だと思います。購入するとなると、どうしても親にとって読んで欲しい本になりがちです、せっかく買うならためになる本とか、字が少な過ぎてすぐ読み終わってしまうのはもったいない、とか。図書館では躊躇なく好きな本だけ、親の色眼鏡なしで選べることがとてもメリットです。
ただし、やはり「お気に入りの本」があることは良いことなので、時々は絵本を購入してあげると良いです。古本屋やフリマアプリを利用すると、安く購入することもできます。
おすすめの絵本
だるまさんシリーズ。テンポよくリズムに乗って読むと、子供も一緒に乗ってくれてとても楽しいです。
「しろくまちゃんみたいにホットケーキ作りたい!」と子供が言うようになります。
この本は持っていないんですが、一回外で読んだらとても印象に残っていたようで、「ぶたさんみたいに一人でパンツはく!」と言いながら一人でパンツが履けるようになりました。(オムツですがね)
寝かしつけには寝る本がいいかなと思い、ノンタンシリーズ買いました。夜寝たくないノンタンが起きていると災難に合い、やっぱり夜は寝た方がいいや。となります。寝たがらない子供に効果的です。
親が楽しめれば何でもいい
私も、「どの絵本がいいかな?」と思って、子供に良いだろう的な本を検索していました。でも結局、親が好きな絵だったり、内容の本を読んであげた方が、自分も楽しいし、子供も楽しいです。2歳くらいになると、好きなもの(車とか動物など)が出てくるので、子供が欲しがる本を買ってあげれば良いですが、好みが出るまでは自分が読んで楽しいもので大丈夫です!
個人的な意見ですが、せっかく読むなら芸術的なものを!とか洗練された文章の!とか、日本の昔からある昔話を!とこだわらなくてもいいです。乳幼児が芸術なんて分からないし、きれいな文章よりも使い慣れたわかりやすい文章の方が理解できます。親が楽しくてそれらを選ぶなら良いですがね。親の色眼鏡で選ぶよりもたくさんの本の中からその子の好きが選べることが「本好き」になるコツです。
5歳の現在も絵本好き
この記事は長女が2歳の頃に書いてずっと放置していました。3年経った彼女は今、やはり絵本が大好きです。1人でも読んでいますし、機嫌が良いときは弟に読み聞かせしてあげています。図書館へ行くと読みたい絵本がいっぱいあって、10冊近く借ります。寝る前の絵本は毎晩のルーティンになり、本を読んでもらわないと満足しない様子です。(疲れ過ぎた時は寝る時もあります)
自分があまり絵本や本が好きではなく、幼少期の時に本への苦手意識がなければよかったと思うことがあったので、せめて子どもには本好きになって欲しいと思い、取り組んできました。おかげで絵本好きになってくれてよかったです。割と自分で読める年齢になっても読み気聞かせはしたほうがいいみたいなので、子どもが希望しなくなるまで続けたいと思います。
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