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こんにちは。よっさなです。

子どものイヤイヤ期に疲れ果てた時に、見つけた本です。とてもクチコミが良かったので選びました。

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私は基本的に、日本人著書の育児本を読むことが多いですが、世界的に支持されている本の方が、より妥当性があるのか?と思って読んでみました。この本は世界的ベストセラーであり、世界16カ国で翻訳されています。それぞれの文化に関係なく支持される本てことは、それだけきっと素晴らしいんだろうと。

そして読んで思ったことは、「イヤイヤ期を迎える前に読むとめちゃくちゃためになる」と思いました。1歳半くらいから自我が芽生えてきて、生理的欲求だけでなく、わがままと捉えられてしまう行動を起こしたり、言葉が少しずつ理解できるようになってきます。この問題行動に対して、親は勝手な思い込みや、知識がないけど子育て経験あるだけの人からのアドバイスを受け、間違った解釈や対応をしてしまう可能性があるからです。

その子育てって本当に正しい?

著書のイザベル・フィリオザさんは、子どもがわがままを言ったり、癇癪を起こしたり、嘘をついたり、という問題行動について、「自分たちの成長のために必要なことをしているのでは?」という問いが研究の出発点だったようです。

叱りつけたり、お尻や顔を叩くなどの体罰は昔は当然のように行われきました。その伝統的なしつけが本当に効果があるのか?もし効果があるのであれば、現在の大人は、親が理想とする自己肯定感があり、自立心があり、他者と調和がとれる、そんな理想的な大人ばかりでしょうか?

この本では、子どもの行動に対して反射的に叱りつけるのではなく、どうしてそのような問題行動に結びついたかを考えるようにと説明しています。

また、子育ては様々な環境因子や、親子の性格、関係性などありますから、「絶対に成功する子育ての秘訣はない」と伝えています。あくまで参考に、子どもの成長的にはこのように考えられる、ということが書いてあります。

子どもの気持ちがわかる本の内容

1歳〜の子どもの言動についての説明があります。イラストや、4コマ漫画で表現してあり、わかりやすいです。

子どももママもハッピーになる子育て 子どもの気持ちがわかる本 1〜5歳 / イザベル・フィリオザ 【本】

ダメは伝わらない

ついつい、親は「危ない!ダメ!」と否定的な言葉で抑止しようとしますが、これでは幼いこどもには伝わりづらいです。何が危なくてダメなのか理解できていません。行動を示すような言葉がけが分かりやすいです。「止まって、歩いて、手をつないで」のように。あと、夢中になっている場合は聞こえていないので、手を差し伸べて教えてあげると伝わりやすいです。

お菓子を言っただけで本当に欲しいとはかぎらない

幼い子供は言葉を覚え始めたばかりなので、見たものの言葉がわかると口に出します。それがスーパーだったら「ラムネ」「くまちゃん」など。親はすぐに要求されたと思って困ってしまいますが、実は欲しいのではなく、言葉を言っただけなんです。また、スーパーなどでは音や光、たくさんの人など、刺激が強くて脳がパニックになり、知っているお菓子を手にとって落ち着かせようとすることもあります。子どもがかんしゃくを起こしているのであれば、安心できるところに移動する、抱きしめるなどが必要になります。

4歳頃まで、いたずらの自覚はない

例えば、2歳の子どもが本棚の本を全部出したとします。一度は注意しました。そしたらまた同じことをしてしまったとき、親はついつい叱ってしまいそうですが、4歳頃までは前日にした悪さのことを覚えていません。また、本を出したことも、悪いと思っておらず、「やってみたい」という衝動で行っただけのようです。叱るより、今度はしまうことをお願いした方が上手くいくでしょう。

 

ちょっと胸が痛くなる

他にも、日常的な内容で、子どもの行動に対して、親の間違った行動、望ましい行動がイラストで書いてあります。私も、子どもがいたずらしたり、ご飯をこぼしたり、危ないことを行うとつい大きな声を出して辞めさせようとします。反射的に対応するのではなく、一度落ち着いてから対応すべきだと書いてあります。しかし、なかなか難しいです。しかも、子どもの問題行動は親が原因な場合もあります。こんなに毎回ちゃんと対応できるかな…と思ってしまいます。

イヤイヤ期に入る前に読むと良い

この本を読んだのは3歳くらいでしたが、できれば長女が1歳の時に読んで、また下の子の1歳頃に読み返すと良かったと思います。

教科書通りの育児なんてできませんが、イヤイヤが起こる原因が分かると少しだけ育児が楽になります。

もうすぐ4歳になる下の子はまだまだイヤイヤ言っていますが、上の5歳の子はもう普通に会話ができ、情緒も安定しています。子どもによってだいぶ性格も違いますよね。それでも、1歳2歳の手のかかる時期を思えば下の子もずいぶんと楽になりました。そしてちょっとだけ寂しい感じもします。「子育てって大変だし辛い」と目の前にいる我が子を嘆くより、辛さの解決法を探って、本を読んで少しだけ賢くなって、子育て楽しめる良いですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

5歳の娘、3歳の息子の母。愛知県三河地方から東海エリアを中心にお出かけ情報を発信して行きます。初キャンプは2017年から。キャンプ、登山、釣り、旅行、子育てについてブログ更新して行きます。