こんにちわ、外に行きたくても愛知県も緊急事態宣言が発令され、なかなかいけないそといこまい、よっさなです。
春くらいから、4歳の娘がピアノを習い出して8ヶ月くらい経ちました。なかなか思うようにピアノを練習してくれない、嫌がる娘にどうのように対処したら悩んだので、その経過をご紹介します。
ピアノを継続することが目的なので、プロを目指しているような練習ではありません
ピアノを習わせたきっかけ
私自身がピアノを習っていたのですが、レッスン当日にちょこちょこっと練習するだけで全然上達しませんでした。「ピアノ習っているのにあんまり弾けない」という自分にジレンマを抱きながらもそのまま大人になりました。子供には音楽やって欲しいし、楽しめるくらい上達して欲しいと思いました。
この本に書いてあるように、幼児期に音楽をすることは脳の聴力も鍛える事になります。それは小学生になった時に英語の聞き取りにも効果があるようです。音楽なら何でもいいのでしょうが、ピアノなら自分も習っていたから少しは教えることができるし、何より、自分も少し弾きたいという気持ちもありました。
あと、この本にも書いてあったのですが、音楽は人の脳にとって、「癒し」になるのです。ピアノが弾けて、音楽を楽しむことができれば自分のストレスマネジメントにも繋がって、いいことずくめだ!と考えました。
ピアノをやりたいと思わせるためにしたこと
いきなり、子供に「今日からピアノを習いなさい!」なんてスタートだったら、「無理やり習わされた」と思われます。それでも水泳やダンスとかだったらレッスン仲間ができて、楽しくできそうなものですが、ピアノって先生と生徒一対一なのでそうも行きません。
まずは動画で子供がピアノを弾く姿を見せてみました(少し大きいお姉さんに憧れを抱くタイプだったため)しかし、あんまり興味をそそられませんでした。
ピアノってものに興味を持ってもらうために、絵本を書いました。ピアノをテーマにした内容の本と、ピアノの形で音が出るタイプの2冊です。この音が出る方のピアノは気に入って遊んでいました。
そして、ピアノ教室に行って、5歳くらいの女の子のレッスンを見学させてもらいました。
その後、「ピアノ習ってみる?やりたい?」と聞くと「やりたい!」と言ったので、習う事にしました。
ピアノを自ら習いたいと思うように働きかけをするようにしました。
ピアノの練習内容
習っているピアノの練習は、ピアノを弾くだけではありません。リズムを手拍子でやったり、曲を階名(ドレミ)で歌ったり、あの手この手で子供を飽きさせない工夫をしてくれる教室です。先生もとても優しく、子供がふざけていても決してきつく叱ることはありません。親も一緒にレッスンを受けて、自宅で教室で受けたような練習をするように指導されます。
自宅練習は毎日です。初めは律儀に教室で行ったことを全く同じようにやるように心がけました。
でもだんだん子供が嫌になってきてしまったんですね〜。
子供がピアノの練習を嫌がるようになった
ピアノ教室に行くのは楽しそうにしているんですが、日々の練習がどうも嫌なようでした。
大人が思っている以上に、まだ手の小さい子供がピアノを弾くのは難しいのです。それに思うように弾けないから楽しいと思えない。
「どうしてピアノを習わなければいけないの?」「〇〇はピアノなんてやりたくなかった」と言われてしまいました。習う理由を、耳が良くなるからだよ〜と説明しても「別に耳が良くならなくてもいいもん!」と返されてしまったり。
ですが、せっかく通い始めた教室をすぐにやめてしまっては何の身にもなりません。せめて小学校上がるくらいまでは続けて欲しいです。嫌がる娘にどうしたらいいかと悩んで、ネットでたくさん検索してみると、
・子供に厳しく無理やりやらせるとピアノが嫌いになる、自分がそうだった
・ピアノの先生が厳しくてすごく嫌だった
・ピアノを嫌々やらされていたから習っていたけど大人になって全く弾けない
・ピアノをやるのが当たり前だったから苦にならなかった。
割と、自分がされて嫌になった理由が目につきました。なので、叱責してやらせては確実にピアノ嫌いになる!と確信したので、それだけは気をつけるようにしました。
嫌々全ての練習をこなすのは難しいと思って、とりあえずピアノに触れる練習だけは必ずしてもらいました。1曲弾いたらシールを貼る、1曲弾いたら絵を描くとか、なんとかやりたくなるような工夫をしました。歌ったり踊ったりが好きな娘なため、曲を階名で歌う時は「踊って〜」と言ったり、自分のピアノの練習だと割り切って真剣に歌ってなくても気にしないようにしました。
ちょっとだけでもいいからピアノに触れる
ということを日々のゴールにしたら、私も子供も何とか毎日続けられました。何よりもピアノ嫌いになって欲しくなかったので。
ピアノ練習を嫌がっていた娘の現在
ピアノの練習は、今でもそんなに積極的に、長い時間はできません。でも、娘の中で「ピアノ練習は毎日やらなければいけないこと」という意識が定着しているようです。「お母さん、今日ピアノやってないよ」と教えてくれる時もあります。そして、とても進歩したな、と思うのは、「大きくなったらピアノの先生になりたい」と話すようになったことです。
ピアノを継続した効果として、歌が上手になった気がします。リズム感も良くなり、保育園で習ったダンスを曲とずれることなく踊れています。そして本人も歌を歌ったり踊ることが大好き!ピアノ習わせて良かったです。
この本でも、習い事を通じて身に着けるべきことは「自己調整能力」といっています。自己調整能力とは、モチベーションを持って、自分が今その学習の中でどの段階にあり、上達するための学習方法を考えながら取り組む力です。
モチベーションの中で、①楽しいからやる②やることが大事だからやる の2つの理由があります。一見、①楽しいからやると思った方が成長できそうですが、ある研究の結果、②やることが大事だからやるの方が成績が良くなるそうです。
娘も、「やることが大事」ということが分かって取り組むことができているので、自己調整能力を育む要素になって良かったです。
ついつい、親が望むようにピアノにピアノ練習ができなくてイライラしたり、きつく言いそうになりますが、グッと我慢です。
とりあえずは、ピアノの発表会を聴きに行くことを目標として親子で頑張りまーす。
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